意味がわからないと怖くない話

えーと、今夜はなかなか寝付けないので、ふと思い出した、実際に私の身に起きた、意味がわかると(まあまあ)怖い話を書きます。あ、ガチですネタじゃないです。
今から20年ぐらいですが、まだ生きてた親父に「O県に住む兄貴が引っ越すのでちょっと手伝ってこい」と言われました。
ちょっと面倒くさかったですが、兄の住むO県のN市はなかなかののどかな田舎っぷりだったので、都会住みの私にはちょうどいい気分転換かと思い、行ってきました。
ちなみにそこは、都会からは飛行機で行くのが手っ取り早いくらい遠いのですが、私、というかウチの家的にも縁があり、私もしょっちゅう行ってるので、パッと行って手伝って、一泊で帰ってきました。
で、その日の夜は、いかんせん兄貴の家が引っ越すわけで、その家に泊まることができないので、近所のちっさいホテル(っぽい?)に泊まりました。
ホテルの部屋は特にあまりすることもなかったので、ちょっと1階のロビーに降りてみたところ、ロビーの隅にポツンとパテーションと、影に1台のパソコンが置いてありました。私はヒマヒマだったので、ネットでも見るか〜、的にパソコンの前のパイプ椅子に座りました。
ブラウザを開くと、トップページはヤ○ー!でした、ポケーっとマウスで検索の空欄のところをクリックしました。
ご存知の方もいるかと思いますが、個人で使う用のネットブラウザは、検索の空欄をクリックすると、過去の検索ワードが自動で出てきますが、こういった公共の場所のブラウザは、勝手に他人の検索ワードが出てこないように設定してある、、はずでしたが、ホテルの人がテキトーなのか、、過去の検索ワードが勝手に出てきました。
んまぁ、出てきたワードは「N市 グルメ」とか「N市 居酒屋」「明日の天気」とかだったはずですが、、その次のワードが「指名手配」でした。。。
私は「アレっ、、、」ってなって、すぐさま、その古ぼけたパイプ椅子を立ち、速攻で自分の部屋に戻り、部屋の鍵だけチェックして、とっとと寝ました。