今日はニュースなどで日本各地の入社式、新入社員などの様子を映していた。
ボーッとそれらを見て過ごす。
ああいう映像を見ると自分が学生だった頃を思い出す。
私の周りの友人達のほとんどが「学生」から「社会人」になっていった時期。
その時までは、私も周りの人と「だいたい同じ」人生だった気がする。
勉強して、受験して、入学して、勉強して、宿題して、遊んで、飲んで、、、。
だけど、十代の終わり頃から、
「周りと同じコトをしているのはやだな」
と思うようになっていき、、
「社会」がだんだん目の前に近づいてくるにつれて、
その気持ちが強くなっていった。
気がつくと、そう思う遥か前からバンドでキーボードをやっていた。
バンド内で私の横でギターを弾いている友人を見てたら、
どんどんギターに対する愛情的なのものも湧いてきた。
「人と違う人生がいい」
「どうにか面白おかしく人生を送れないものか、、」
とりあえす
「普通の人生って何?」「人と違う人生じゃないと面白くないの?」
とかは脇に置いといて、、、。
あ、もちろん、「普通の人生」が好きな人を卑下してるんじゃなくてね、、、。
このまま学校を卒業して、会社入って、働いて、結婚して、子供産んで、日曜には子供と遊んで、、、。
っていう未来を想像すると、なんか虚しい気分になった。
と、同時に学校を卒業する頃に弾いていたピアノとギターをますます極めたくなった。
曲もどんどん浮かんでくるので、それらを実際に形にする知識が欲しくなった。
ああそうだ、「音楽」で私の人生は楽しくなるのかもしれない
それらのいろんな思いが私を「アメリカに行く」という行動に出させた。
アメリカにはいろいろなことがあった。
根強い人種差別とかね、、。
まー、アメリカで起きたことについては、未だに心の整理が付かないので、あまり書かないけど、、、。
結論から言うと「病気」というとんでもないものを持って返ってしまった。
「病気」は本当に恐い。
「希望」も「やる気」も「未来」も、、
ときには「命」すら奪い去る。
病気なったときに既に決定済みだったバークリー音楽院入学の合格通知も、、
その「病気」に持っていかれた。
おっと、病気の話はもういいや。
結論から言うと、、
「他人と同じ人生はイヤ」
っていうのは今でも変わってない。
ただ、今の人生は良くも悪くも「少し普通とは違う」ようだ、、
だから少なくとも、今この瞬間には、自分の人生にそんなに不満は無い、、。
んま~、発作が起きたらそんなコト言ってられないんだけど、、、。
将来的にもこんな感じで生きてくのかもしれない、、。
結婚とか子供とか、あんま好きじゃないしね。
(あ、彼女は欲しい)
話は変わるけど、
私は病気になってなかったら、まだアメリカに住んでたかもしれない。
よって、ひょっとしたらこのmixiとやらもやってなかったかも。
そして病気が治ったら、またどこか遠くの土地へ行くのかもしれない。
とにかく、現実逃避というか、
「どこか遠くへ行きたい病」なのだ
下手すると毎晩のように外国で英語をしゃべってる自分の夢を見る。
(ま、いずれにしても英語圏の国のどこかだね)
逆にいうと病気という鎖に絡まって、私は日本(というか世田谷)から出れないのかもしれない。
う~ん、まとめると
どこか遠い国で、独りでポツンと「自分なりの人生」にこだわりを持って暮らしていきたい
という感じになるのかな、、。
Bonnie Pink 「Evil and flowers」
さてピアノでも弾こうか