2017-10-18 片うでアンドロイド し ぼくは右手のないロボット 博士に創られた 博士は完成の前にソラへ 「ごめんね」と言っていた それでも僕はこのカラダが 一番好きなのさ 今日も山小屋で暮らすのさ おひさまの日を陽を浴びて ある日町の役人が来て 役に立たないと捨てられた 僕はあわてて逃げだして 山で独りで暮らすのさ さみしい時もあるけれど 小鳥がトモダチさ 僕は僕がだいすきさ 博士にありがとう 僕の電池は来年の春 切れて僕が止まったら てんごくの博士に会えるのかな 両手つないで踊ろう