思ヒ出日記 ~映画を作る編~

あ~、なんか最近の自分の日記を見ると、「音楽」「思い出」「アニメ」に限られてるのが分かった。

こうなんか、日常にも日記にも「彩り」が欲しいっす。

今まで病気になる直前ぐらいの思い出を書いてきましたが、今度から、病気になって日本に帰ってからの思い出を書こうと思います。

病気については00’~01’年ぐらいに最悪の状況になるのですが、んま~、そのことはもうい~や。なので、病気に関する苦労自慢的(?)なことはいったんおしまい。





で、10数年前のいつだったか、、、。
当時私の通っていた病院には、患者さん達が、週に一回集まって、いろいろなお話やイベントをする「集まり」的なものがありました。
私もその集まりに参加して、同じような病気を持つ人達の、仲間を作ったりしてました。
結構仲良くなれる人もいて、「集まり」の後も喫茶店でずーっとくっちゃべってたりしてました。
その中で、映画や文学に詳しい女性の仲間がいました。私も映画大好きなので、映画の話で盛り上がってましたが。
ある日私が「『演技』に興味がある」みたいな話をしたら。その女性が脚本を書いて、監督をして、私が主演になって「映画」作ろう!みたいな話になりました。


精神疾患の患者が集まって映画を作ろうとしている」みたい話が出来上がり。当時、かなりの協力者が集まってきました。結構、実際に映画作りに入ると、面白くて盛り上がったのですが、、、。結論から言うと、その映画は「完成」はしませんでした。

ただ、撮影はほぼ全部やりおえたので、私のしたかった「演技」というものは、ほぼ堪能できました。
要するに、とても楽しい思い出なのでした。

映画でも音楽でもイベントでも、皆で一つのものを作るのは楽しいね~^^。
私は普段、独りで音楽を創っているので、「皆で楽しく」という感覚はあまりありません。それはそれでいいんだけど。

今は音楽ばっかりの日々ですが、映画や演技に関する興味は、いまだ冷めません。またいつか、機会があったら映画を作ってみたいです。


そうそう「皆で作る」のもう一つの魅力は「いろんな人と出会う」ということです。この映画作りを通して、いろんな人と友達になりました。

その中の一人に「谷脇えみる」さんと言う方がいます。この人は、この映画の監督さんだった人が、見つけて、紹介してくれた人です。んで、私の相手役でした。ちなみに当時、彼女は事務所所属の駆け出しのタレント(女優?モデル?)さんでした。
ってゆーか、googleで検索すると出てきますので、見れば理解が早いです。



なんで、わざわざ彼女の名前を出したのかというと、、。彼女と会ってから数年間、私は彼女のやることに「付き合わされる」からです。
彼女はいろいろと「しでかす」人でした(悪い意味じゃなくてね)。彼女がいろんな事を思いついては、私はあれこれ「引っ張り回され」ました。いろいろ電話をしてきては、呼び出されたりして、最終的に秋葉原の「メイド喫茶」にもかり出され、いろいろなものを見ることが出来ました。
ありゃ、これだけ書いたんじゃ、なんのことか分からんよね。
一言で言うと、彼女の「芸能活動」に付き合わされた、ということかな、、。

メイド喫茶というか「萌えブーム」に関しては、話がとても長いので、また違う日記で書くことにします。


ま~、最初の「こんなことをやってみよう、作ってみよう」という意思が、いろいろな体験や、出会いを生む、ということですかな、、。


あ、そうそう、そのきっかけとなった映画ですが、、。キスシーンがありました。これは今後体験しそうも無い、貴重な体験でした。っていうか、、自分で自分のキスシーンをモニターで見る、というのは、、、。とにかく、なんというか「おぞましい」感覚になったのを今でも覚えています。


あ、出会いといえば、この映画でもう一人、印象に残った方に出会います。
中沢健」さんという方です。

彼は、私たちの映画では「ちょっとしたエキストラ」で出てもらいました。

以下、ウィキペディアに載ってた略歴からざっくり引用

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本人曰く本職は小説家で、自身の作った小説やイラストの書かれた歩く雑誌と呼ばれる張り紙を背中に貼り付け、そのスタイルを普段着としている。これが中沢の考える正しい小説家の姿らしい。 また、頭部には同じく動く待ち合わせ場所と呼ばれる張り紙を貼り付け、このスタイルで2003年にテレビ朝日銭形金太郎に出演したのがきっかけで、お笑い芸人やパフォーマーとしての仕事も多くなっているようだが、作家としても自身作の小説が小学校の道徳の教科書に掲載されるという実績を残している。
2009年11月に、中沢健の長編小説デビュー作となる初恋芸人が風塵社より発売された。これがデビュー作ながら、唐沢俊一唐沢なをき大槻ケンヂの三人がその内容に感激して、帯に推薦文を書いている。

2008年1月、講談社BOXで行われた流水大賞にて、中沢健作の小説・「恋愛小説を書く男」が、あしたの賞を受賞した。また、2006年からは、ワールドフォトプレス刊の雑誌・フィギュア王でコラムの連載も行っている。


99年、雑誌アニメージュにて、作家の京極夏彦から2013年頃には作家としてブレイクしているかも知れないと紹介もされている。
2006年の元旦に放映されたフジテレビ100人目のバカ~毎日がお正月SP!において、司会の関根勤よりバカのトップ3に認定される。これは同番組に出演した100人のバカの中で、もっともバカな3人のうちの一人という称号である。ちなみにあとの二人は、伊藤博樹、増田敬祐。
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中沢さんは普段から↓の格好で外を歩いてる方です。


初めて彼と会った時も、祖○谷駅の改札で↑の出で立ちで現れたので「どんびき」したのを覚えてます。



今日書いた思い出は、アメリカでの思い出日記と違って、どれも楽しい思い出です。


にしても、、

数年後に秋葉原の萌えアイドルになる人と、数年後に小説を書くことになる芸人が出てる映画って、、。



完成させた方が良かったんじゃない?

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せんでん!
晶と元完全メイド宣言「えみ」こと谷脇えみるのコラボ曲

「ご主人様へ」
作詞:谷脇えみる
作曲:晶
試聴用














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