わたしたちの問題

え~っと、「今年も自殺者が3万人を超えた」というニュースを読んでましたが、、、。

いっつも自殺のことばっかり書いてる私なので、少し論点をずらして書きます。
こういうニュースが出ると「結局、政治家が悪い」「政治家がこんな社会にした」っていう人が必ず出てきます。
んま~、外交の問題とか、税金とか、法律の問題(その他)なんかは、政治家の皆さんにその手腕と責任が問われますが、、、。


自殺問題とか、あと凶悪事件とか環境問題(その他)とかは社会の問題でしょ?ナゼ政治家のせいになるの?もちろんリーダー的に「じゃ、こうしましょう」っていうのは政治家の役目だけど、実際に問題を解決していくのは社会、つまり私達一人一人だと思います。

お酒の飲み会とかで、世の中(社会)の話になると、すぐ政治の悪口を始める人(達)がいます。横で聞いててウンザリしてしまいます。政治の悪口を言えばカッコいいとでも思ってるんでしょうか?

少年の犯罪とかでも似たようなことが言えます。「親はどんな教育してたんだ?」「学校の責任は」「少年犯罪が増えたのは政治が悪いからだ」、、
勿論、ある程度責任の焦点を絞ることは、問題解決のために必要ですが、、。

夜回り先生」こと水谷 修氏はこう言いました。
”子供が非行に走ると、すぐ親は「学校は何やってたんだ!」学校は「親はどんな教育してたんだ!」という。私は親と学校に言いたいです

「あなた自身は何をしてたんですか?」”


モラル、犯罪、環境、いじめ、自殺、これらの社会問題は私達一人一人の責任で成り立ってると思います。水先案内人としての政治家の役割もありますが、実行するのは「わたしたち」です。
「彼等が悪い」と人のせいにする前に、自分の胸に手を当てて「自分は何をしてきて、何が出来るんだろう?」と思える人になりたいです。