とりあえず、久しぶりに尾崎さんの声を聞きました。
MCは最初の方だけ聞きましたが、、、
これは1984年のMCですが、、、
0:55過ぎからの 「もっと大切なことってあると思うんだ、それを俺たち、若い連中が作り上げて行かなくちゃならないんだ」
と言う言葉を、やはり私が若い時聞きました。
で?
あの頃若かった、ウチラおっさん、おばさんたちは一体何を作り上げてきたのよ?
高い高層ビル、電車の数を増やしても収まりきらない満員電車、結果的に海面を上昇させることになった排気ガスを撒き散らす自動車、バイク、、
高層ビルなんか、これ以上東京に必要か?
東京に半世紀近く住んでるが、どっちかっていうと減らしたほうがいいんじゃね?
要するに数値化できるもの「だけ」作り上げてきただけだ。
尾崎さんの「もっと大切なもの」は数値化できないぞ。
結局、うちらは、自分の内面にある尾崎さんの言う「大切なもの」を放り投げて、周りばっかキョロキョロして、その場限りの「競争に負けたくない」っていう、すぐ消えちゃうような体面とかプライドを大事にして、それでもなお、不安、混乱の今を生きてるんだ。
このまま、同じことをしてて、10年、20年後に何が変わると言うのだ?
競争自体を悪とは言わない、今、便利になって、こうやってブログ書けるのも、そういう人たちのおかげだ。
でもさ、「大切なもの」を放り投げて、自分が空っぽになってる人間同士が、いくら競い合ったところで、文字通り中身ないんだよ。
例えば、「大切な何か」を忘れて、車だの、バイクだの、工場だの作るから地球全体がおかしくなっちゃたんだよ。
結局、ウチラは若い頃、一番唾を吐いて嫌ってた上の世代と、全く同じことを繰り返してるだけだ。
ついでに、尾崎さんは0:40過ぎぐらいに「大人って、臭いものに蓋をして、、」って言ってるけど、さっき言ったように、ウチらも多分(大人ヅラしてるやつほど)臭いものに蓋をして、早くも次世代(Z世代っていうの?)に、何もなかったような顔して引き継がせようとしている。
だから、今の若い世代の間で1億再生されてる曲がこの曲だ
今、日本人の自殺者の数は減少傾向にある。
未成年以外はな。未成年は上昇してる。
この間は、広島で中学生の姉妹が抱き合ったまま線路の上に立ち、轢かれて死んだ。
で、
尾崎豊って、なんのために、歌ってたんだ?
なんのためにミュージシャンになったんだ?
なんのために、ライブしたんだ? あんなに曲書いたんだ?
ってか、何のためにウチらはあの曲を、当時、なけなしの小遣いでCDやレコードを買ったんだ?
あの、バイト代は全く意味なかったのか?
まー、意味あるものにするか、しないかは、あんた次第だけどな。
そう、あんただよ。あんた。
自分の`本心はこうありたい`から逃げまくって、外をキョロキョロして、いつも人と比べて、隙あらば非難ばっかしてるあんただよ。
俺は、そっちには行かないからな。
死ぬまで、自分は本当はどうしたいのか?を自問しながら生きていく。
じゃーな。