あの人のアパートの部屋の前で、警察官を待った。
やがて来た、警察官はドアの郵便受け口を開けて
「死臭はしませんね」と言った。
「これから私が管理人さんを呼んで、お部屋の中を捜索しますので、あなたは階段下で待っててください。」と言われた。
ずいぶん長い10分ぐらいだった気がする。
ホントに、本音で言えば「やっとあの人は30年近くの地獄から解放されたのかな」と空を仰いでいた。
生きていた。
というか、とっくに入院していた。
14歳っていい曲だな。